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通背拳の打ち方について、独り言

何故か「通背拳」を調べてこのブログに辿り着いてしまう方がいるようで、お土産代わりにちょっとした独り言を呟いてみます(独り言と呼べないことは置いといて)。

通背拳と聞いて思い浮かべるのは、中華拳法好きなら『鉄拳チンミ』の通背拳を思い浮かべるのかなと思います。
あの漫画の通背拳はとんでもない威力で、一撃必殺を修めたい武術家を虜にするのに、一コマしかかからないことでしょうpunch

ちなみにこれです↓
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※鉄拳チンミより転載
 

ちょっとわかりにくいですが、天覧武道大会決勝戦で親友のシーファンに向けて放った決勝打のシーンと暗殺者ソウビを水圧で吹き飛ばすシーンです。
 
他にも壺割ったり、頑丈なはめ殺し窓を粉々にしたりと大活躍の技です。
様々な作品で扱われるこの技ですが、共通するのは①物理的パワーに優れている、②目標との間に立つ遮蔽物を浸透して衝撃を目標に伝える、③外傷だけでなく内傷も負わせることができる、この三点かと思います。
さらに、身体が小さい者でも肉体に恵まれた大男を倒すことができる、という触れ込みで、まさに日本人(アジア人)に好まれる技です。
 
では実際には?と言われると今までこんな幻の威力を持った通背拳に出会ったことはありません。
かめはめ波と同類の、漫画ならではの必殺技ではないでしょうか。
但し、チンミが坪を割るシーンで、目標との距離をゼロにしつつも激しい衝撃を相手に伝えるという点では、寸勁がもっとも近いのではないかと思います。
 
至近距離(むしろゼロ距離)から相手に対して力を伝達するためには体幹の力を使います。
腕ではなく、下半身からの捻りを腰、肩、腕に伝えて、相手を吹き飛ばします。
(発勁と呼ばれる動作なのかもしれません)
『るろうに剣心』の二重の極みで、初撃をクッションにして、①の物理的衝撃を無くすという謳い文句がありましたが、寸勁はまさにその部類だと思います。
お腹に寸勁を受けたからといって、皮膚が真っ赤になるとかはありませんでした。
表面にダメージを与えないで、内部に衝撃を伝えるという内家拳の理論はまさに寸勁が体現しています。
ⅰ)目標との距離はゼロ、触れているくらい
ⅱ)体幹によって流れを生み出し、掌から目標に伝播する
ⅲ)瞬間的かつ爆発的に発する
この技法が通背拳の正体ではないかと私は思います。
最初にあげた3つの特徴の内、③は確かに含まれています。
ちなみに、鉄拳チンミでは強い踏み込み(上図参考)と、身体の捻りを重視していました。
私が受けた時は、八極拳の震脚のような踏込はなかったので、あえてはずしておきます。
 
具体的に体幹からのエネルギーを発する法はまだ私も会得していないので、頭でっかちなお話しかできません。
ただ、実際に(加減された)寸勁を受けて吹っ飛んだ経験から、こういう技術ではないかなと、推測したお話でした。
 
日本で謳われる中華拳法の師範方は非常に肩書が大層な方が多いです。
通背拳というフレーズが日本人に人気と分かって謳ってるのでは?と疑ってしまうくらい色んな人が吹聴してます。
入門前に体験されてから、良いお師匠様についてくださいね。
以上、老婆心おじさんでした。

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