カテゴリー「武術&武道」の16件の記事

剣道VS薙刀の動画

剣道VS薙刀

脛を防ぐのってやはり難しいんだな
薙刀側が段持ち一人もいないのは不公平な気がする

日本の薙刀ももっと人気出てもいいんじゃないか
うちの道場の薙刀の形、とてもかっこよかった

現代武道と古武道は違う(記事紹介)

古武道と現代武道は別物である

   
古武道について調べていると面白いブログに行き当たったので、リンクを貼っておきます。
 
私も古武道を嗜む身ながら、よく思うのは、
古武道界は古き伝統を守り、変化を嫌うということ。
どういうことかというと、昔の形を多く残す流派が貴ばれ、時勢に合わせて変化していった流派や新興流派を軽んじる傾向にあるということです。
また、現代武道を当初の理念を忘れた「スポーツ」である(酷く言えば茶番である)と断じる方が多いです。
 
総合格闘技やボクシングなど、近代格闘技や軍人格闘の技術が日進月歩で進むのに対してあまりにも閉じこもり過ぎではございやせんか?というのが私の考えです。
もっと古武道の普及のためにできることってあるのではないでしょうか。
その具体策などは長くなるので、別の機会に語ります。
 
古武道は戦国の世の流れを汲み、如何に相手の命を奪うかという技術を継承したものが多い中で、平和な時代の人間が手を加えてしまうことも存在意義を奪いかねるものかもしれません。
形が中心というのも、そこに先人の叡智が集結したものであるからで、その捉え方は変われど、形に手を加えるべきではないのかもしれません。
但し、それは相手の命を奪うという点だけなら軍人格闘も理念は同じであり、一方は常に進化、他方はいつまでも無変化というのはいかがなものでしょう。
古武道が目指すことは勝利ではなく、己の研磨という理念はとても感ずるものがあるのですが、技術の進歩を停滞させる理由にはならないのではないでしょうか。
 
日本舞踊や歌舞伎はどうやって現代の世に溶け込んでいるのでしょう。
華道は新しい生け方が開発されたりしているようですね。
調べてみないと違う業界のことは分かりませんが、古武道界があまりに閉鎖的な気がしてなりません。
他流試合はせずに延々と自派の形を繰り返すのみ、試合の優劣は流派の死活問題になるというのも理解はできますが。
何か釈然としない思いが、胸中に横たわっています。
 
と、同じような考えの方で私よりもっと深い考察を述べた記事がありましたので、
そちらもご参考までに。
 
古武道の実戦性について
続・古武道の実戦性について

剣道家・栄花直輝氏の世界剣道選手権大会優勝

武道関係の動画を調べていてたまたま見つけた話。
警察官、栄花直輝氏のドキュメンタリーに感動したので、リンク貼っておきます。
全日本剣道選手権大会で6回優勝(三連覇中)の相手を破り、世界剣道選手権大会では日本人相手に無敗だった韓国人選手を代表戦で破ります。
その代表選も静寂の中、竹刀の音だけが響く主導権争いが10分以上続きます。
彼の両肩にかかっていたプレッシャー、その場の雰囲気など、観ているだけで手に汗握るストーリーでした。

その1その2その3   

通背拳の打ち方について、独り言

何故か「通背拳」を調べてこのブログに辿り着いてしまう方がいるようで、お土産代わりにちょっとした独り言を呟いてみます(独り言と呼べないことは置いといて)。

通背拳と聞いて思い浮かべるのは、中華拳法好きなら『鉄拳チンミ』の通背拳を思い浮かべるのかなと思います。
あの漫画の通背拳はとんでもない威力で、一撃必殺を修めたい武術家を虜にするのに、一コマしかかからないことでしょうpunch

ちなみにこれです↓
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※鉄拳チンミより転載
 

ちょっとわかりにくいですが、天覧武道大会決勝戦で親友のシーファンに向けて放った決勝打のシーンと暗殺者ソウビを水圧で吹き飛ばすシーンです。
 
他にも壺割ったり、頑丈なはめ殺し窓を粉々にしたりと大活躍の技です。
様々な作品で扱われるこの技ですが、共通するのは①物理的パワーに優れている、②目標との間に立つ遮蔽物を浸透して衝撃を目標に伝える、③外傷だけでなく内傷も負わせることができる、この三点かと思います。
さらに、身体が小さい者でも肉体に恵まれた大男を倒すことができる、という触れ込みで、まさに日本人(アジア人)に好まれる技です。
 
では実際には?と言われると今までこんな幻の威力を持った通背拳に出会ったことはありません。
かめはめ波と同類の、漫画ならではの必殺技ではないでしょうか。
但し、チンミが坪を割るシーンで、目標との距離をゼロにしつつも激しい衝撃を相手に伝えるという点では、寸勁がもっとも近いのではないかと思います。
 
至近距離(むしろゼロ距離)から相手に対して力を伝達するためには体幹の力を使います。
腕ではなく、下半身からの捻りを腰、肩、腕に伝えて、相手を吹き飛ばします。
(発勁と呼ばれる動作なのかもしれません)
『るろうに剣心』の二重の極みで、初撃をクッションにして、①の物理的衝撃を無くすという謳い文句がありましたが、寸勁はまさにその部類だと思います。
お腹に寸勁を受けたからといって、皮膚が真っ赤になるとかはありませんでした。
表面にダメージを与えないで、内部に衝撃を伝えるという内家拳の理論はまさに寸勁が体現しています。
ⅰ)目標との距離はゼロ、触れているくらい
ⅱ)体幹によって流れを生み出し、掌から目標に伝播する
ⅲ)瞬間的かつ爆発的に発する
この技法が通背拳の正体ではないかと私は思います。
最初にあげた3つの特徴の内、③は確かに含まれています。
ちなみに、鉄拳チンミでは強い踏み込み(上図参考)と、身体の捻りを重視していました。
私が受けた時は、八極拳の震脚のような踏込はなかったので、あえてはずしておきます。
 
具体的に体幹からのエネルギーを発する法はまだ私も会得していないので、頭でっかちなお話しかできません。
ただ、実際に(加減された)寸勁を受けて吹っ飛んだ経験から、こういう技術ではないかなと、推測したお話でした。
 
日本で謳われる中華拳法の師範方は非常に肩書が大層な方が多いです。
通背拳というフレーズが日本人に人気と分かって謳ってるのでは?と疑ってしまうくらい色んな人が吹聴してます。
入門前に体験されてから、良いお師匠様についてくださいね。
以上、老婆心おじさんでした。

良師に出会えたこと

現在の師範と稽古をしていて、この人の指導をもっと早くから受けたかったとつくづく思う。
「今」出会えたことももちろん運が良かったとは思うが、もっと時間のゆとりがあった学生時代に、全力で打ち込めたあの時に。。。
ま、一生武道という視点で言えば些末なことなんですがjapanesetea
ちょっと欲張る自分がいます。

私が良師と思うことは
①指導が的確で、その体現として師範の素晴らしい動きがある
②社会的に成功している(仕事・家庭もうまくいっている)
③思いやりがある
たまに、言うこと厳しいけどsweat02

どんなに良い師範につこうとも、最後は己の努力次第です。
でも、努力の方向を決める道しるべとして師範はいるのだと思います。
もし、10度角度を誤れば、1km進んだ時に173mの誤差が生まれます。
間違った方向に進めば進むほど、その誤差はドンドン広がるのです。
無駄な努力をしないために、良師に出会うことはとても大切なことと、私は思います。

天真正伝香取神道流、唯心館杉野道場を見学

8月某日、かの有名な天真正伝香取神道流を見学するために、唯心館へ行ってきました。
 
事前連絡の段階ではいつでも練習してるから見学OKと言われたのだが、行ってみると本稽古は休みで自主稽古日だった上に、杉野館長が不在でしたcrying
おいおい話が違うぞ、と思いながらも様子を見ると、今まで私が見た武道の門下生とは明らかに準備態勢が違う。
雑談こそあるものの、型稽古する人の多いこと多いこと、時間前30分に着いたにも関わらず、いつでも稽古が始められるような雰囲気がありました。
皆が真剣に稽古に取り組もうとする姿勢が気持ちよかったflair

その日の稽古内容は剣術中心で、100%相対稽古でした。
何も考えずに見ていると激しい型稽古に見えるのだけど、不思議な点にいくつも気づきます。
まず、武器同士が触れるような近さでほとんどの動きが寸止めされていること。
素早い速度にも関わらず、直前でぴたりと止める技巧は見ているほど簡単ではありません。
動きを止めるときに使う筋肉も攻撃に重要と、昔、少林拳の師範に聞いたような。
また、刀の握り方にも特徴がありました。
指がかかるかかからないかの様な握り方から繰り出される剣は力強さこそないものの、正確な軌跡を描いていたのかなと。
その他、剣先を走らせる振り方など色々と。
高弟の方が、何度か気を遣って傍で解説してくれたので、その都度質問させてもらいましたdelicious
 
私が見学した時は、初段以上の方が多かったようで幸運に恵まれたかなと思います。
少しでも型が崩れていると、その都度、先輩が正すので、規律が乱れませんでした。
ただただ、非常に長い型に驚きましたが、門下生曰く、やればやるほどどんどん工夫が生まれて楽しくなってくる、とのことでしたpunch
また、10人入門して残るのは1人だ、というのも印象的でした。

今回、杉野館長が不在だったため、事務的なことは聞かず仕舞いでしたが、また今度改めて足を運んでみようと思います。



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そして、後日、またまた練習を見学させて頂きました。
今度は杉野館長と前日にお話ししての伺いだったので、在館長の稽古が拝見できました。
 
前回同様、練習は真剣なもので、館長からの指導が何度も稽古中に入りました。
正直、こういう指導者に師事できるのがとても羨ましかったです。
外国人の方もいたので、香取神道流の海外での知名度も本物なんだなと。
 
練習の合間に、また疑問点をいくつか質問させてもらい、上段者の方が丁寧に教えてくれました。
武学の真理を追い求めているからでしょうか、その道にまだまだ暗い私でも、聞いていてとても筋が通るお話でした。
こちらでお話したいところですが、こんなブログでも沢山の方の目に触れるので、これ以上の技法的なことは記載を遠慮させて頂きます(といっても、見学で知れる程度ですが)。
武道や武術の好きな方、是非とも見学をお勧めいたしますflair

真剣での立合い、甲冑装備を前提とした練習や
「そんな振りじゃ切れないだろ!」
という杉野先生の声が、稽古に緊張感を持たせていました。
もちろん、稽古生の団欒もあり、この人たちと一緒に稽古したいと思わせる雰囲気でした。
 
 
 
私は家庭の事情で入門を見送りましたが、数年後には必ず入門したい武門でした。
以上、天真正伝香取神道流杉野道場が気になる方のご参考になれば幸いです。
 
ちなみに私は無関係者ですので、私見の内容ということをお忘れなく。

おすすめ(最強)の武道、武術、格闘技

これから武道、武術、格闘技(以下、武術で統合)を習いたい方に参考にしてもらえれば幸いです。
実体験に基づいて、☆マークで評価させていただきます。
たぶん、随時更新していくと思います。最終更新、2017/4/27
基準は以下の通りです。
戦闘 いきなり戦いになった時の強さ
有用 実生活で活用できる範囲
容易 月謝や習う場所の数を含めた習い易さ
子供 精神的成長を踏まえてお子様に習わせることへの推薦
考察 私見です(かなり偏ってます)
特定流派を推さないように記載しております。
画像はgoogle画像より転載
 
一覧:
柔道、空手道、合気道、少林寺拳法、薙刀道、少林拳、跆拳道、日本古武術、ボクシング、キックボクシング、総合格闘技、
(末尾におまけランキング)

 
 

<日本九大武道>

柔道Photo

・戦闘 ☆☆☆☆☆
・有用 ☆☆☆☆☆
・容易 ☆☆☆
・子供 ☆☆☆☆☆
・考察 
 言わずと知れた柔の道、日本にとってオリンピックの目玉種目・お家芸とまで呼ばれているので、知らない人はあまりいないかと。
学校の授業でも選択できるので、日本人には馴染みのある武術です。
 こちらの武術はルール化されているとはいえ、実戦で相当強いです。
捕まれたら対処法の知らない人はほぼ終わりです。
コンクリート道路に背負い投げされたら、重傷の可能性あり。
加えて、普段、人は素手で着衣の状態でいるので、柔道家にとっては独壇場です。
投げだけでなく、締め技もあり、手さばきの速さは打撃の防御にも使えます。
捕まれる前に倒すにしても、普段から衝撃に強く鍛えられた彼らの体を一撃で止めることは至難の業です。
野外で突発的な1対1の戦闘において、最強に近いでしょう。
但し、その破壊力故に、現在の必修化された武道で多くの負傷者を出しています。
本来初心者には、受け身を重点的に習わせるのですが、時間割が少ないこと、不慣れな先生による指導が招いた不幸でしょう。
残念なことに、学校の授業で生徒が死亡した理由の第一位が柔道となっています。
指導される方々の努力の結果、ここ3年間は死亡者ゼロということです。
兎にも角にも、初心者の方は絶対に頭を守ってください。
スノーボードなどもそうですが、転倒時に必ず顎をひいて、後頭部を地面に叩きつけないように気を付けてください。
 散々、怖いことを書いた後ですが、相手に重傷を負わせずに捕縛する術としては群を抜いて適しています。
警察が採用しているのでも分かるように、殴らずに相手を取り押さえることができ、絞め技であっという間に自由を奪えます。
いきなり腕を引っ張られた時の護身にも使えますし、受け身に重点を置くなど、有用性は多岐にわたります。
私は高校生時代に自転車乗車中にバイクにはねられてアスファルトに投げ出された経験があります。
相手が低速だったのもありますが、奇跡的に、柔道の前回り受け身をして、かすり傷ひとつ負わなかった記憶があります。
自転車は壊れましたが、柔道に感謝した一幕でした。
 道場は各所に点在しており、町の武道館などでも指導を行っています。
月謝は5000円前後です。
 柔道界は組織がしっかりしており、児童育成の観点からもおすすめします。
また、同世代の子供も多いので、子供も楽しめると思います。
何より、体が頑丈になり、怪我をしにくくなります。


空手道Photo_2

・戦闘 ☆☆☆☆
・有用 ☆☆☆
・容易 ☆☆☆☆☆
・子供 ☆☆☆☆
・考察  
 こちらも日本人には広く知られた武術です。
剛柔流、松濤館流、和道流、糸東流が四大流派(伝統派)と呼ばれています。
その元になったのが琉球唐手と言われており、さらにその中でも首里手、那覇手、泊手と分類されています。
極真空手はこれらの中に含まれていませんが、大山倍達氏(故人)という稀代のカリスマの手によって、実戦空手の代名詞を手にしているのが現状です。
蛇足ですが、大山氏の没後の跡目争いによって、極真空手は多くの団体に分裂してしまいました。
(極真会館、新極真会、極真空手〇〇派という呼称をお耳にされたことがあるかと)
空手の流派は日本に100以上存在すると言われており、分派・独立が盛んに行われています。
流派によって、顔面パンチ以外は打撃OKのフルコンタクト、防具着用のフルコンタクト、寸止めなどルールも異なり、それがオリンピック競技に昇格することを阻害している一因となっています。
但し、それだけの種類があるということは、選択肢も多いということなので、自分の求める空手を探してみてください。
例として①防具無でボコボコ打ち合い、顔面攻撃は蹴りのみのルールが極真系・正道会館系、②防具突きで顔面パンチもありなのが錬心舘系・一部伝統派、③型中心で組手も寸止めなのが主な伝統派空手、④投げあり極めありと道着の総合格闘技と呼べるのが大道塾・禅道会系です。
 さて、空手家の体を殴ったことがあるでしょうか。
空手は避けるよりも受けることを前提としている部分が多く見られます。
必然的に打撃に対して防御力がつき、腹筋などは常人がパンチしても効かなくなります。
それを破るための攻撃力も身に付きます。
戦車のような攻撃をしたい方は一番向いてると思います。
組手をして感じたのは、肉を切らせて骨を断つ攻撃が多いこと。
他の武術があまり重視していない中で、特化しているのはローキックです。
蹴られたらまず立てません。
素人相手に冷静な空手家が使うのはローキックだとか、重傷を負わせずに戦闘不能になるからです。
 また、伝統派と言われる型中心の流派は上記の様な超人的肉体とはちょっと違って、流麗な動きを身に着けることができます。
美しさの中に強さがある、とでも言うのか綺麗な型にはただただ目が奪われることでしょう。
但し、型の中にこそ真の攻撃が眠るという考え方もあり、一撃必殺を身に着けることもできるとか。
 実生活のどこで使うのかと問われると特にないですが、柔軟性などが何気ないときに役立つことはあります。他にはない身体操術を学べるということが利点かと。
 練習場所は全武術の中で1、2番目に多いです。
空手を習えない町がないんじゃないかというくらい、人が集まるところには必ずあります。
月謝は3000~12000円と幅があります。
古流武術に近いほど安く、実戦空手ほど高い印象です。
 子供向けの空手教室は地区センターなどでもやっています。
武術として固く考えずに、軽いスポーツ、体操感覚でもいいと思います。
自分の体の使い方を教える意味でも、空手経験はさせて損はないでしょう。

 
合気道Photo_3


・戦闘 ☆☆☆
・有用 ☆☆☆☆☆
・容易 ☆☆☆☆
・子供 ☆☆
・考察 
 名前は知ってるけど、どんなことやるのかよく分からない武術の一つです。
打撃はほとんど使わず、相手を流れに任せて倒すという点で柔道にやや似ています。
力の流れを読んで、逆らわずに相手の重心を崩す、というのが印象でした。
例をあげると、人に押しのけられたり引っ張られたりした時に逆に相手を引き倒したり押し倒すことができます。
もうひとつ、踏ん張った人間は押してもなかなか動きませんし、力いっぱいやろうものなら押し比べになってしまいますよね?
その人間を押すのではなく運ぶ気持ちで、歩きながら遠くへ力を浸透させるように触れると、不思議なことに踏ん張った相手が転がっています(言葉だと分かりにくいです)。
柔よく剛を制すという言葉を一番体現した武術です。
 倒れた人を引き起こすときに簡単に引き起こしたり、重心を落とすことでバランスを保ったり、私生活で何気なく非常に役に立つことが多かったのが、印象です。
正座の作法やバランスなど、和の素養磨かれるものと思います。
護身術というカテゴリーではトップに君臨します。
殴打することによって加害者が逆上することもなく、何をされたか分からないまま相手はあなたの体に翻弄されることでしょう。
ちなみに、よく合気道の練習でくるんと回って受け身を取る(投げられている)姿を見たことがありませんか?
あれは派手に見せているのではなく、回転しないと骨が折れたり関節が極まってしまうそうです。
そういった意味で真綿の中に針を含んだ、攻撃力も内在された護身術かもしれません。
まだ見たことはありませんが、本当に合気道を極めると、掴もうとした相手を身震いだけで投げ飛ばすことなどもできるそうです。
 そう多くはありませんが、合気道の道場も点在しており、カルチャースクールなどでもしばしば名前が見受けられます。
月謝は3000~です、小学校体育館などを利用していると安いです。
筋骨隆々となりたくないけれど、護身術を身に着けたい方、ベストです。
 子供に難しいかと思ったのは、技術の理解が必要だからです。
投げや受け身に関してはともかく、力のベクトルや重心の移動についてはすぐ分かるものではありませんでした。
腕を掴まれた時の外し方など、護身術入門として習わせてみると良いかもしれません。
個人的な意見ですが、年頃の女性が修めておいて損の無い武術であり、筋骨隆々にならないので一見武術やってますと見えないところが日本人の奥ゆかしさにマッチしている気がします。


少林寺拳法Photo_4

・戦闘 ☆☆☆☆
・有用 ☆☆☆☆☆
・容易 ☆☆☆☆☆
・子供 ☆☆☆☆☆
・考察
 中国拳法っぽいけど、実は日本発祥の武術、少林寺拳法。
詳しい内容はこちら にて。
掴み技、投げ技、関節技からなる柔法と、突き蹴りからなる剛法があります。
自分の身を護りながら相手を制す精神が根底にあり、相手を痛めつけずに行動不能にする技が多く見受けられます。
その理由から、基本的には対人稽古が中心です。
空手などの打撃技に加えて、合気道などの関節技・抜き技も学べてお得感があります。
難点としては、約束組手や型稽古中心のところが多く、子供が多い練習場所だと、成人の方はやや物足りないかもしれません。
有段者の方になってくると、いつ自分の練習してるの?というくらいに指導側に回ってしまいます。(他の武道でも言えることですが) 
稽古内容は下にも書きましたが、本当に道場次第というところですが、社会人が多く在籍するところは汗だっくだくになる程激しい稽古をしているところは少ないようです。
 この武術を極めた人にははっきり言って触れません。
それだけだと、他の武術も同じだよ、と言われますが、現代社会での危機回避に一番適しているのではないかと思います。
暴漢に襲われたパターンで例えるなら、打撃で応戦する場合は相手から手を出さないとこちらの罪になってしまいますし、下手に打ち込んで怪我をさせても後が大変です。
投げや関節が有用な理由は、相手に大怪我をさせずに取り押さえられることです。
しかし、柔道の投げ技は激しいため相手が心配、総合格闘技のグラウンド技は地面がアスファルトでかつ女性が膝出しスカートの時などに不向きです。
そんな時に力を発揮するのが、この武術です。
力が無い人が力のある人を取り押さえられるような、テコと体捌きを利用した関節技が多く、また、手首など比較的掴みやすい部位が対象になっている技が多いので、普段着の女性でも技の効果を発揮しやすいことと思います。
いきなりファイト!みたいな場面は社会にでればまずありませんし、普通に生きて、自分の身を護るということを目指すならば、この武道は最適かと、またそれを想定しているんでないかと思います。
但し、精度を求められる技が多いので、相手も武術経験者の場合に、中級者がどこまで対応できるのかなど、疑問はあります。
 まず、練習場所には困りませんし、月謝は知る限り全て3000円でした。
また、協力会費や寄付金を募ることもほとんどなかったので、1年間で36000円で収めることが本当に可能だったと思います。
辺鄙な場所の夜稽古以外は、子供の稽古人数がとても多いです。
運動系の子供の習い事としてはこれ以上ないくらいリーズナブルで健康的でかつ怪我をしにくいです。
但し、非常に多くの稽古場所があるということはそれだけ多くの指導方針があるということであり、道場長の考えひとつで、この武道が楽しくもなり退屈にもなります。
道場を選ぶ際には、親も体験してみるなど、子供・生徒の目線で考えてみてください。


薙刀道Photo_5

・戦闘 ☆☆
・有用 ☆☆☆
・容易 ☆☆
・子供 ☆☆☆☆
・考察
 薙刀(なぎなた)は日常生活の中ではあまり聞くことも見ることも少ないことでしょう。
今ではマイナーな武具になってしまいましたが、戦国時代、特に古代中国などでは主要武具の一つでした。
理由としては馬上で振り回す際に、有効範囲と攻撃力が最も発揮されたからです。
では地上では?と思われると思いますが、文献によっては刃物武器の中で本当の刃をつけたら人を殺すことに一番適していると言われています。
どうして女性の武道の代名詞の様に扱われているのか気になったので調べてみると、日本の戦争の歴史が関わっているようです。
日本の戦は戦国時代に入ってから、一騎打ちは廃れていきました。
名乗りをあげようものなら最新技術「鉄砲」で狙い撃ちにされてしまうので、次第に集団戦闘、陣形戦略に移行したようです。
その際に薙刀を振り回すためのスペース確保が、陣形戦に不向きだったため、次第に刀槍に主流武器が移行していったということです。
特に槍の台頭は、同じ長柄の武器ということもあって、薙刀の衰退に拍車をかけたとか。
その後、次第に武家の女性の嫁入り道具、玄関先の飾りなどに用途が変わっていき、女性が家と子供を守るために薙刀を護身具として用いたとか。
ただ、騎馬戦で武士が使っていた武器が、なぜ「女性の武道」という立ち位置に置かれたのかはわかりません。
と、小話が膨らんでしまいました。
 「剣道三倍段」というように、素手で剣を持つ人に勝つにはその三倍の段を持たないと比肩できないそうです。
さらに薙刀は剣道を凌ぐリーチと剣道には無い下段払いがあります。
剣道より優れているというわけではなく、より実戦的ということです。
まず、常人には切っ先の動きを読むことは不可能です。
理由は、てこの原理で、腕を30cm振るだけで、切っ先は200cm以上動くからです。
実際の試合で、切っ先を目で追う人はいませんが、そこを捉えようとするのは早すぎて見えませんので、もしも対峙した際はとりあえず逃げましょう。
武器を奪おうと近づくならば、石突で喉を突かれるか、脛を払われてそれはそれはボコボコにされることでしょう。
 ただ、日常生活でその腕を活かす場は少ないです。
というか薙刀を持っている状態で歩いていることがまずありません。
礼儀作法の類は他の武術より細かかった印象なので、学ぶと楽しかったです。
道場も九州を除いて、あまり多くありません。
こちらに記載された、薙刀流派の中に、全国展開されているものもありますので、ご興味ある方、ご参考までに。
子供向けにはには、道具を使うことに親しんでもらえること、礼節が細かく教育上好ましいこと、競技人口は圧倒的に女性が多いので怖いイメージをもたないで習いやすいと思います。
但し、優しい師範であることと良師であることは必ずしも同義ではないわけで、厳しい方だからこそ学べるものもありますので、自分の歩みたい道に合わせて探してみてください。
ちなみに、海外では男性に人気だとか。
また、直接人を殴ることにストレスを感じる方もいるので、武具を用いる武術を好む方、おすすめです。
 

<東洋武術>

少林拳Photo_6

戦闘: ☆☆☆☆☆
有用: ☆☆☆☆☆
容易: ☆
子供: ☆☆☆☆
考察:
 少林寺拳法と混同されるけど、こちらが中国産の武術です。
詳細はこちらにて
ここで述べる少林拳は演武用の拳法ではなく、実戦拳法なので、誤解無きように。
私が経験した中ではこの武術が徒手空拳において最強だと思います。
後述しますが、総合格闘技も戦闘分野で相当強いですが、多人数戦における寝技の難しさ、急所を突くことに関する技術、力ではなく技術で相手の命に危険を及ぼす可能性の高さ、などで少林拳の後塵を拝すものと考えています。
拳法、掌法、投げ、極め、武器と様々な技術が存在し、書物から鑑みると全てを修めるのに数十年を要するそうな。。。
また、練習方法が他の武術と違ったのも少林拳の特徴でした。
有用性に関しては少林寺拳法と同様に、身体能力を筋肉以外のことから高める点、柔軟、護身のあらゆる点からみて、日常生活に活用できるものと考えます。
捕縛術としても指一本掴んだらそのまま関節技まで持っていく技術など、他の武術に後れを取りません。
私事ですが、私がこの武術を習おうと思ったのは暴漢撃退をする時に殴らずに取り押さえるにはどうしたものかと考えたからでした(当時、ボクシングを習っていましたが殴ると捕まるから)。
この武術を習う上で一番の難点は習える道場が本当に少ないことです。
縁があって学べたところは実践的な稽古が多く、中国の少林僧がやるような一人型演武はほとんどやりませんでした。
基本以外は二人対人稽古が100%で、技をかけたりかけられたり、非常にためになる稽古でした。
九州には多くの少林拳団体と道場が存在しますが関西地方以東はほとんどないです。
ちなみに「少林流○○」「○○少林派」という会派や流派が巷に溢れていますが、あまり少林拳と共通する技術はありませんでした。
手首を掴まれた時などの抜き手に関しても、少林拳の反撃主体と他の脱出主体とでは根本的に動きが異なっていました。
少林拳を崇拝しているということではなく、世の中にある贋物にお気を付けくださいという意味です。
話が逸れましたが、郊外などで道場を構えず青空教室などで稽古している場所もありました。
機会があれば是非ともまた習いたいと思っているところです、よい情報があったら私にも教えてください。
子供向けかというと、やや技術面の理解が難しいところはありますが、空手と共通して体を動かすところではよい稽古になると思いますので、お勧めです。
私が16歳に戻れるなら是非とも一から学び直したい武術です。


跆拳道(テコンドー)Photo_7

戦闘: ☆☆☆☆
有用: ☆☆☆
容易: ☆☆☆
子供: ☆☆☆☆
考察:
 足のボクシングの異名をもつ、韓国の国技です。
起源は日本の松濤館流空手を参考にしており、徐々に足技特化型に移行したとのこと。
私が経験した武術の中で、一番足技のレパートリーが多かったのが印象的です。
上級者の間合いに入るのはとても難しく、前蹴りだけで空間をコントロールされたのは苦い思い出です。
足は手の3倍力がある、という俗説があります。
重いサンドバックで試すと分かりやすいですが、ストレートパンチで前後に大きく揺らすのは技術が要りますが、前蹴りで揺らすのは女性でも男性のパンチ並に揺らせます。
瞬間的な衝撃力はさておき、押しこむ力(相手を押しのける力)は女性であっても、痴漢程度の軟弱男は容易に吹っ飛ばせます。
 色々な角度から蹴りが飛んでくるこの武術を修めた人に教えてもらった技のうち、一つを紹介します。
相手の左手を右手で掴んで下に引っ張り、右回し蹴りを自分の右手の外側から顔に打ち込むというもの。
相手はガードする腕をとられた上に、引っ張られた勢いと蹴りの勢いをぶつけられるので、なかなか酷い防御不能技です。
非常に近い間合いでもそれができるのが、テコンドーの足技の魅力です。
しかし、かつてのK-1などでイマイチな結果しかでず、片足をすくわれて素っ転んでいたことも記憶に新しいです。
むやみにハイキックを打つのはやめましょう。
 テコンドーの練習は柔軟、基本稽古、2人での相対稽古、ミット打ち、組手でした。
技が多い上にアクロバティックな動きが多いので、練習に飽きませんでした。
柔軟性が求められるため、体が硬い方はよい運動になると思います。
また、腰を捻る動きがほとんどなので、シェイプアップ目的で通われる女性も多いです。
練習場所は大体が駅から10分以内のカルチャー教室やレンタル教室です。
日本で大きな道場を構えているところを私は知りません。
 お子様には体のキレと、体の使い方、柔軟性を鍛える意味でイチオシです。
実際習っている子供の動きは、小学校でみられる同級生とは一線を画すものでした。
師範と道場規模によって、子供の面倒見が違うので、体験入門をおすすめします。


日本古武術(総称)2191567986_c921f2b2f9

戦闘: ☆☆☆ ~ ☆☆☆☆☆
有用: ☆☆☆☆☆
容易: ☆☆
子供: ☆☆☆☆☆
考察:
 ご興味がある方、参考までに→日本古武道協会
この他にも玉石混淆の流派が数多く存在します、選ぶときにはご注意を。
特に名前に「神道」「無双」「金剛」「無敵」など強そうな名前が入っていて、責任者が~流十段、~派十段、など大層な肩書が多いときは、落ち着いて眺めてください。
さて、前提として、古武道とは今の武道と一線を画すものだということです。
ルールを作り、武術を広めるために体育化 されたものが現代武道であるのに対し、古来の技を残して伝承しているのが古武道です。
近代政府が武道を採用する際に、軍事化・警察化させたものが今の柔道、剣道に繋がっているとのことで、古武道として残っているものはその近代編纂を拒んだものなのか、あぶれたものなのか。。。
私が接した古武道流派は門下生を増やすことよりも、技を正しく後世に伝えることに重きを置いている節があったので、前者なのかと思われます。
道場を点在させずに、習いたい者は師範がいるところでのみ稽古をつけるのはそういった経緯があるからでしょう。
 殺傷力のある技もあります、その蘇生術もあります。
どちらにせよ、学校の授業や、街中にある武術教室ではなかなか習うことができない技術を修めることができるのが特徴であり、醍醐味です。
また、組織としても確立されているものが多く、ご年配の方や人生の先輩方と一緒に武術だけでなく、正月などのイベント行事を行うものも多いです。
鏡開きや初稽古は大体の団体が行っていたと思います。
相手を倒すことよりも、お互いが切磋琢磨して高めあう空気の練習風景でした。
上記のサイトを参考に興味を持たれた武術を選んでみることをおすすめします。
 人との喧嘩でひたすら強くなりたい、という方にはあまり古武道は合わないことと思います。
まず、練習はほとんどが型稽古で行われています。
組手でガシガシ技を磨きたい、という考え方も一理ありますが、古武道の思想とは大きくかけはなれているからです。
戦国時代や幕末期は違ったかもしれませんが、今の古武道諸流派は技を真剣に修める気持ちを大切にするのであり、それを人に試すことを良しとしません。
「いざとなったら相手を打ちのめせるんだぞ」という気持ちを持つこと、戦わずして勝つことが肝要なのでしょうか。
 近頃、よく本屋で見かける古武術介護、重心や体の「抜き」の動きを応用したものらしいですが、実際スポーツで使う筋肉とは違うところを意識するようになります。
有名なのはなんば歩き、右手と右足を同時に、逆も同様にして、疲れにくい歩き方をするというもの。
疲れて階段を上るときに右膝に右手を置いたりすると思いますが、その動きはなんば歩きのなごりです。
そういった、現代人には不思議な体の使い方、特に体幹を意識した動きが学べるのも古武道の面白さです。
しかし、本当に習いたい古武道はなかなか近所にないもので、道場探しは苦労します。
また、全体的に30歳以下が少ないので、お子様が習うことに壁があるかもしれません。
技術の世界なので、それを学ぶための気持ちも必要です。
非常に奥深い領域なので、お子様には是非とも強い気持ちで一歩踏み出してほしいものです。



<西洋武術>

ボクシングO0512038410307823138

戦闘: ☆☆☆☆☆
有用: ☆☆
容易: ☆☆☆☆
子供: ☆☆☆☆
考察:
 喧嘩屋の代名詞になるほど有名かつ強い武術のボクシング。
最近は日本の世界チャンピオンも多く輩出され、お茶の間でもしばしば観ることができるようになりました。
動きの特徴としては上半身の動きとステップで相手の攻撃をかわしながら、両手の拳で相手の上半身を打つ武術です。
上半身への拳による攻撃に特化しているため、パンチをかわす動きは群を抜いて優れています
また、「喧嘩」という状況においては最強かもしれません。
腕を拘束する衣服は少ない、オシャレなパンツは蹴りの動きを鈍らせる、革靴では足首が固定されているのでうてる蹴りが限定される、突発的な戦いで身構える時間はあまりない、などなど他の武術にとってデメリットになる状況でも、ボクシングにはあまり不利になりません。
加えて、腹筋を始めとする、上半身の防御力も半端なものではありません。
下半身の攻めが無いのに強いの?という声は必ずあがりますが、試合ならともかく今回の評価の基準はいきなり戦いになったケースですので、あしからず。
少なくとも私がボクシングを習っているときには、大抵の困難は乗り越えられました。
 シェイプアップ効果も抜群です。
ボクササイズで、ストレス解消とダイエット目的でも広く普及しています。
スポーツジムに行くと必ずと言っていいほど、プログラムがあります。
普段の運動の中で、シャツが全て汗に染まるということはそうそうありませんが、ボクシングは一時間も練習すればびしょびしょです。
強くなりたいわけではなく、体を絞りたいという方にもおすすめです。
また、サンドバックを叩くのも結構はまります。
 ジムは施設の規模を問わなければ簡単に見つけられます。
月謝は5000~17000円くらいで、最多価格帯は11000円あたりだと思います。
お子様にも筋トレ、運動、格闘技術の習得として非常におすすめです。
腕っぷしに自信がつくと、子供が明るく育ちます。


キックボクシング100731rise13kyshenkohinata1

戦闘: ☆☆☆☆
有用: ☆☆
容易: ☆☆☆
子供: ☆☆☆☆
考察:
 立ち技最強のムエタイが源流と言われる武術です。
ボクシングに加えて、膝蹴り、ひじ打ち、他蹴り全般が使用可能ですので、より攻撃パターンが豊富になっています。
地味だけど、相手の首を抱えてからの膝蹴りはとても危険、ひじ打ちは防御しても下手したら骨折します。
あまり後ろ回し蹴りが使われなかったのを覚えています、背面みせる奇襲技は実戦的でない技なんでしょう。
 特筆すべきはやはりキックの打ち方
漫画とかでムエタイ使いのキックで腕がパンパン、内出血で紫色になって腕が上がらないというシーンを見たことがないでしょうか?
あれ、ほんとうです。
東洋武術系は主に膝を引き上げてから足先をスナップきかせて蹴りを打ちます。
たとえばハイキックとローキックを、途中まで同じ軌道にして膝を捻ることで軌道を変える、という可変性に優れた軌道を描けます。
それに比べて、ムエタイ系(キックボクシング)の蹴りは足全体を鞭のようにして全身で打ち込みます。
極端に言えば、軌道の細かさとかに拘らず相手の防御の腕ごとぶっ飛ばす感じです。
華麗さには欠けますが強力で、蹴り足着地後にすぐに同じところに蹴りを飛ばす練習を重ねるので、破壊力は抜群です。
全体的に、打撃系として汎用性の高い武術です。
 ジムはボクシングほどではないにしろ、数多く点在しています。
また、空手教室や総合格闘技と併設しているところなどが多かった気がします。
月謝はボクシング同様で8000~13000円くらいです。
キッズコース、女性コースを設置しているジムが多く、初心者にも垣根は低いです。
また、柔軟性、全身運動、腰の捻り等、色々な箇所を使うので、ただスポーツジムで運動するのが飽きた方、お試しください。
また、子供も楽しく、飽きずに続けられると思います。


総合格闘技20146ki2

戦闘: ☆☆☆☆☆
有用: ☆☆☆
容易: ☆☆☆
子供: ☆☆☆
考察:
 その名の通り、色々な現代格闘技の長所を取り入れることで発展してきた近代格闘術です。
かつて、K-1やPRIDEなど、年末格闘特番でお茶の間を賑わせていたので、ご存知の方も多いことかと。
芸能系の裏事情は詳しくないのですが、利権絡みでゴタゴタがあったとか。
 技術としては、非常に汎用性が高く、打撃・投げ・関節と全ての攻撃を網羅しており、条件次第ではダントツに最強の格闘技と成り得ることと思います。
経験上、特筆すべきはタックルからのグラウンド技かと思います。
拳はボクサーに、蹴りはキックボクサーに劣ることがしばしばですが、総合格闘家は寝技に持ち込むための打撃を使用します。
懐に入って、倒してしまうとそういった打撃系の格闘家をまな板の上の鯉と化してしまいます。
記憶にあるのは、クラブで若者が騒いでいる中で、打撃系格闘家と総合格闘家の喧嘩が始まった際に、懐に潜り込んで、タックルからの馬乗りになった総合側が勝利した場面です。
タックルを切る技術、寝技のいろはを知っておかないと痛い目をみます。
総合格闘技を修める者の中で、一番最初に辞めていく方は、ボクシング経験者が多くの割合を占めます。
拳による打撃を得意とする彼らは、「総合」という舞台の広さに壁を感じるようです。
パンチが得意な人間は、下段防御や寝技が不得意なことが多く、また、自分の得手にプライドがあると、他の技術を磨くことに抵抗があるのでしょう。
そういった意味で、相手の不得意な分野を攻めることができるのも、総合格闘家の大きな優位性ではないでしょうか。
 少し野蛮な表現ばかりになってしまいましたが、総合格闘技はオールラウンドな舞台で活躍できるということです。
押す力と引く力、上半身だけでなく下半身も使うので、体全体が引き締まり大きくなります。
 道場は大きな街には結構見受けられます。
郊外にあったり、意外と商店街の中にあったり、各道場のカラーも違うので、見学してみてください。
多くの練習生は他の武術も経験している方が多いので、見識も広がることと思います。
月謝については、詳しくないので、直接お尋ねください。
 総合格闘技として、お子様にスクールなどを開いているところは私は見たことがありません。
体格が違うために、グラウンド技を大人が教えることが難しいからでしょうか。
柔術クラスを併設して、そこに子供クラスを設けていたりもするので、そこもお調べになってみてください。 
 
 
 



おまけランキング

〇尊敬できる師匠、兄弟弟子を求めている方におすすめ
一位 日本古武術
二位 少林寺拳法
三位 少林拳、柔道
理由:多士済済で、色々な仕事に就いている方がいるので、良い仲間に出会えると思います。
また、師範にも人格が素晴らしい方が多い印象です。
合うか合わないかの判断には体験・見学を。

 
〇一体一の喧嘩が強くなりたい方におすすめ
一位 ボクシング
二位 総合格闘技、柔道
三位 キックボクシング
理由:喧嘩は短期勝負です。そして高確率で顔面を狙います。
それをかわして一撃を入れられる武術が優位です。
ちなみに関節技は相手を行動不能にはできますが、やりすぎるとあっさり傷害罪になります。
また、強いということは防御にも長けるという意味もこめています。
加撃することだけでなく、自分の急所を守ることも考えてみてください。


〇多人数格闘に強くなりたい方におすすめ
一位 少林拳
二位 日本古武術
三位 空手道・柔道
理由:戦闘という面における汎用性の高さから選びました。
急所を狙う攻撃とその多様性は古武術の方が長けていましたし、こういう局面を想定しているような技術が多かったです。
一撃必殺と言えば聞こえはよいですが、相手がしばらく動けなくなる様な技(目くらましなど)が多く、窮地から離脱できる可能性を考えてのランキングです。

〇護身術としておすすめ
一位 合気道
二位 柔道
三位 日本古武術、少林寺拳法
理由:相手を痛めつけずに自分の身を護ることができる武術です。
中途半端な攻撃は相手を逆上させてしまうので、捕縛や抜き技に長けた武術がおすすめです。
特に、力に自信の無い方がふとしたピンチから抜け出す時におすすめです。


○身体(ガタイ)を大きくしたい、厚みを増したい方におすすめ
一位 柔道
二位 総合格闘技
三位 空手道
理由:科学的な根拠はなく、経験則です。
普段から衝撃に鍛えられ、力を持続する時間が長いためか、関節技や投げ技がある武術が上位にあります。
貧相な体を強くしたい、見た目ゴツくなりたいという考えの方は一度、これらの道場を訪ねてみてはいかがでしょうか。

 
〇シェイプアップ、運動不足の方におすすめ
一位 ボクシング
二位 キックボクシング
三位 跆拳道
理由:一位、二位は痩せない可能性ゼロ、滝のように汗がかけます。
ライ○ップに行くよりもはるかに楽しく、有意義に痩せることができます。
三位はアクロバティックな動きが柔軟性、運動能力向上に良い武術です。


○武術初心者の女性におすすめ
一位 薙刀道
二位 合気道
三位 少林寺拳法
理由:女性競技者の人数が多いことが希望で、痛いことが苦手という方にお勧めする武術です。
薙刀道も防具稽古すると痛いので、そこはご注意を。薙刀は学校の部活でない限り、ご高齢の女性の割合が多いです。
礼節に細かく、教え方も丁寧でした。
合気道は、筋肉を激しく使う武術でないので、女性も習いやすく、競技人口も多かったです。
少林寺拳法・伝統空手は、勝利を目的としたものでないため、武術的動きを一からゆっくり学びたい方におすすめです。


〇お子様の教育上おすすめ
一位 日本古武術
二位 柔道
三位 少林寺拳法・空手道・薙刀道
理由:礼節を大切にしつつ、幅広い世代と交流ができる武術を選びました。
日本の古武道は非常に多岐にわたるので一概には言えませんが、日本古武道協会に参加しているものは日本武道館の演武会など、他流派との交流がありますし、神道を通じて歴史にも明るくなります。
但し、未成年世代は少ないです。
二位以下は組織が大きく、子供教育に力を入れている武道です。
老婆心ですが、子供が武道を習うことには①武道の楽しさを教えてくれること、②武力に偏らずに礼節を第一に教え込むことが本人のためにもご両親のためにも大切なところです。
①が欠けると、長続きしませんし、②が欠けると、ただの乱暴者になります。
子供が沢山いる=良い道場ではなく、子供がやっていて楽しめるかどうかが小学生くらいの子供にとって大切なことだと思います。
また、それを理解して、厳しさだけでなく、思いやりをもって指導してくれる師範がいれば、幸せなことです。
理想ですが。。。

ジムと道場の違い

ボクシングを始めとする西洋格闘技を学ぶ場をジムと呼び、空手を始めとする東洋武術を学ぶ場を道場と呼称します。(スタジオなどの練習場は除きます)
今回はその2つの特徴について、お話します。
 

①練習時間
ジムに多く見られるのは、「いつ練習に来てもよい」「いつ帰ってもよい」という個人の時間を尊重した練習時間の取り方です。
分かりやすいのはスポーツジムです。
好きな授業のコマに合わせてジムに来て、プログラムを終了したら少しランニングマシンを使って、シャワーを浴びて帰る。
現代の忙しい社会人の方にぴったりのシステムと言えるでしょう。
また、入会の際に申し出れば、毎日ジムを利用することもできます。
但し、練習コーチがいる時間は限られているので、そこは合わせる必要があります。

道場は決まった練習時間が毎週割り当てられています。
開始時間前に軽くウォームアップを行い、師範が現れると上級門下生の号令で練習前の儀礼が行われます。
着座→訓示→黙祷→準備体操、多少の順番違いはあれど大まかには同じです。
拘束時間が決まっているので、学校と少し似ているかもしれません。
自由ではない分、門下生が皆揃って始まるのが道場稽古の特徴です。


②練習方法
ジムでは上記の通り自由な個別練習が行えるのが特徴です。
トレーナーとの練習も数十分用意されています。
そこで学んだことを自主トレで試し、疑問に思ったことを自分で質問、反復。
逆に言えば、何もしないと誰も相手をしてくれません。
自分から「強くなるんだ」という強い意志表示をすると共に、意欲的に練習に取り組む必要があります。

道場では基本稽古が必ずと言っていい程、最初に行われます。
中段構えからの正拳突き、面打ちなどから上段、下段の基本技。
次に型稽古、こちらはペアでやることが多いです。
約束組手などを交え、武術によってはミット打ちや乱取り稽古も行われます。
ジムとの決定的な違いは、必ず二人組での稽古が組み込まれている点です。
もちろん、前者でも希望者にはスパーリングやマススパーリングなど、実戦形式の練習が行われています。
しかし、後者は二人いないとできない練習が多くを占めます。


③練習設備
こちらは一概には言えないので、参考程度の項目です。
ジムは近頃、最新設備を整えたものが多いので、シャワー設備、鍵付ロッカー、ウォシュレットトイレ、飲料水設備などが結構ついています。
女性向けの護身講座、フィットネスなどを併設するジムには上記のものは当たり前になっています。
また、自主トレ用にストレッチマット、各種筋力トレーニングマシーン、サンドバック、ダンベル、縄跳びなどなど、格闘技の種類によって様々なオプションが付いています。

道場はほとんど何もありません。
共通するのは板の間であること。
子供教室やスタジオではスポンジ性の柔らかい床の練習場もあります。
月謝が高いところでは稀に上記設備が整っているところもありますが、まずは体験入門などでよく見てみましょう。
武道によっては学校の体育館などが練習場であることも。
練習後はみんなでモップがけをしたり、畳の敷設をします。
自分たちで使ったものは自分たちで綺麗にするという思想があるのでしょう。


④練習仲間との関係
私見ですので、こちらも参考程度に。
ジムは各々が自分のペースで練習をしています。
ですので、頻繁に顔を合わせる人、お互いにスパーリングをした仲間、実力を認め合う選手でないと親交を深めにくいです。
沢山の人が出入りをするので、出会いには恵まれます。
また、もう一つの特徴として、ジムの生徒間での強い結束はあまりありません。
皆ジムに所属する一員であって、平等です。

道場は対人練習が必須のため、自然と会話が弾みます。
また、段位という明確な上下関係があり、整列もそれを基に順になるので、まとまりが生まれます。
武道によってはお年寄りの方も多く参加する場合があり、幅広い世代と仲間になれるのは道場稽古ならではの魅力です。


⑤月謝と費用
ジムは毎日参加するベーシックプランの相場が10000円~15000円ほど。
週1会員や土日会員など、限定参加型のものは3000~5000円ほど。
バンテージやグローブなどはレンタル可ですが、使いまわしの汗臭いものより自分の物の方が愛着もわくし、衛生的です。
あとは、量販店で売っているスポーツウェアがあれば服装はこだわらなくても大丈夫です。

道場について、日本九大武道は空手以外は相場が3000円ほど。
空手は8000円~12000円とジムに近い値段。
(琉球唐手など、古武道の流れを汲むものは比較的安いです)
さらに、空手は組織がしっかりしているためか色々と月謝以外のお金がかかることが多い。(大会運営基金、○○寄付、登録費用etc...)
徒手空拳で済む空手と違い、道具を使う武道はその購入初期費用がかかります。
その他の東洋武術はまちまちですが、5000円~10000円くらい。
スタジオで行われる武術は割高なものが多いです。

痩せたいならキックボクシングしてみよう

先日、タイ人コーチが多数在籍するキックボクシングジムへ体験行ってみた。
 

縄跳び10分間という準備体操レベルでふくらはぎがパンパンになってしまい、体の衰えは隠せない!
シャドーにミットにサンドバックと一通りのことやってみたけど、やっぱ面白い。
 
汗でシャツが絞れちゃうのは普通のスポーツジムではなかなかないな。

ってなわけで、本気でダイエットする人にオススメです。
一緒に行った100kgのおデブちゃんは言葉を失う程おつかれ&汗だくで、失礼ながら大笑いしました。

柳生心眼流・新陰流を体験

ついに土日に通える古武道を発見!
てことで、数週間前から体験予約をした柳生心眼流に行ってきました。
 
 

やってみて。。。簡単ではないな。
今日は棒術を中心にやったのだが、単純な動作にも奥深い理が隠されていたり、「後の先」を含む基本稽古とか。
全てに興味津々!

 
柳生独特の袋竹刀や大太刀など、道具も変わったものだった。

単純に路上で喧嘩するならばボクシングの方が強いかもだけど、多様性と応用性ではやっぱり古武道の方が優れていると思う。
っていうか古武道最高、絶対習うぜ柳生心眼流。
 

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