カテゴリー「映画調査団」の19件の記事

『海街diary』なんかほっこりした

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評価:85点

あらすじ:
舞台は鎌倉の海沿いの街、そこに香田家の三姉妹が住んでいた。
長女・、次女・佳乃、三女・千佳は離婚して出て行った父と蒸発した母がいなくとも、仲良く慎ましく暮らしていた。
ある日、3人の元へ、15年会わなかった父の訃報が届く。
父は三度目の結婚をしており、二番目の妻との子である浅野すずが駅で佳乃を迎えてくれる。
途中、状況を心配した幸も合流し、三番目の妻の頼りなさに辟易としながら葬儀は進行。
帰り際に、父を看取ってくれたのは異母妹のすずであることを察した幸は、「一緒に鎌倉で暮らさない?」と提案すると、すずは快諾する。

大きなドンデン返しはなく、平和な物語がゆっくりと綴られる作品でした。
鎌倉といっても古都の部分は出てこず、長閑な緑あふれる海街という形で描かれていました。
4人の女優の演技がとても素晴らしかったのもありますし、広瀬すず氏は台本を用意しない、自然体を活かす形で臨んだその姿勢も、この作品に華を添えたんだと思いますtulip
兄弟姉妹がいると、より感情移入しやすいと思いますし、いない場合はいた場合のことを想像して、またほっこりできるかなとclover
あまり多くを語ることを必要としない作品なので、是非、ご覧になってみてください。

☆海街diary 予告編☆








『心が叫びたがっているんだ。』 改めて音楽の素晴らしさを考える

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評価:80点

あらすじ:
お喋り少女の成瀬順は、自分の口の軽さから家族をバラバラにしてしまい、戒めとして言葉を発することが非常にストレス(激しい腹痛)になってしまう。
高校生になる頃には話すことのない女の子という位置づけで、クラスでもちょっと浮いた存在になっていく。
そんな中で、地域ふれあい交流会というしがない学校イベントを行うことが決まり、坂上拓実仁藤菜月田崎大樹と成瀬を含む4人のメンバーに実行委員という白羽の矢が当たる。
担任の強引な采配に揺れるクラスメート達、そんな中で成瀬の発声により、ざわめきは鎮静化される。
気持ちを表現するツールは携帯の(LINE風)アプリのみ、もどかしさを覚える成瀬だったが、坂上からの何気ないアドバイスと彼の唄を聞き、自分も気持ちを唄に乗せてみようと試みる。
すると、不思議なことに、腹痛無しに声をだせる自分がそこには居た。。。

『あの花の名前を僕たちはまだ知らない』のスタッフが手掛けるという触れ込みで、作風も絵も似ていた。
ストーリーは爽やか青春系で、観ていて心がほっこり。
何よりも唄うことをテーマにしているので、最後に音楽と唄が合わさるシーンがとても心に響きましたhappy01
ヒロイン成瀬の唄声が可愛らしいことも良かった、CVの水瀬さんは何やらすごい受賞をした新進気鋭の声優らしいです。
だがしかし、あの花同様、恋愛模様がすっきりしないのが戴けませんheart03
メインストーリーは面白かったので、そこのところをもう少し綺麗に描いてほしかったと思う、夢見がちの私が居ます。
 
ネットで見る限り、評価がかなり高いようです。
ネタバレでリンク貼ってるシーンは、母親との関係や、歌詞の意味などを考えると、ちょっと震えるシーンですが、いきなりみてもただ唄っているだけですので、できれば観終わってからご覧ください。
「私の声消えたことみんな喜んだ」という歌詞にホロリ。

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ネタバレ注意(個人的に一番好きなとこ)
観終わってからご覧ください

『ライフ オブ パイ ~トラと漂流した227日~』

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評価:50点

あらすじ:
少年パイはインドで裕福な家庭に生まれ、いじめを克服することに成功する。
恋人にも恵まれ、順風満帆な人生を歩み始めるかに見えたところ、父親からインド脱出の話を聞かされる。
父の動物園で飼われている動物達は海外でも評価が高いため、一家4人と動物達の大移動を父は計画する。
ところが、船に乗って嵐に見舞われると原因不明の浸水で、パイ達が乗った船は沈没してしまう。
家族と散り散りになって、動物達がぞくぞくとパイの乗る救命ボートに乗り込んでくる中、ベンガルトラが躍りこんできてしまう。。。

映像美が印象的な映画だった。
沢山の動物の躍動や夜の海の煌きには目が奪われてばかりだった。
しかし、ストーリーは間抜けというかありがちなもので、2度見ることはないものだった。
「アカデミー賞多数ノミネート」という前評判がどれだけ無価値なものかを思い知る内容だった。
主役があまりにも神に祈るシーンが多すぎる点は、日本人の自分には理解しがたいところだった。

『雲のむこう、約束の場所』

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評価75点

あらすじ
藤沢浩紀白川拓也は拾った飛行機部品に改良を重ね、蝦夷(北海道)にそびえるユニオンの塔への飛行を目指していた。
戦争が始まってからは、本州と蝦夷は米日連合とユニオンが分断政策を行ったため、天まで届く塔は、彼らの憧れであった。
浩紀のもう一つの憧れ、沢渡佐由理と交友を深めるにつれて、彼らは誰にも話さなかったその夢を打ち明け、いつか2人の作った飛行機で彼女をユニオンの塔へ連れて行くことを約束する。
ところが、その計画は彼女の失踪により、あえなく頓挫する。
約束を果たせぬまま、浩紀と拓也は疎遠になっていった。
それから3年の歳月が経ち、拓也の耳に佐由理の消息が入ったことで、物語は再び動き出してゆく。

新海誠監督は期待を裏切らずに絵が綺麗shine
音楽も澄んだ音色を奏で、とても優しい気持ちになる物語だった。
ヒロインの声は、監督のこだわりのようでとても可愛らしく、その他キャラクターも皆個性がでていて良かった。
惜しむらくは、主役2人の声優の下手さ、画面切り替えが多く見づらかったこと。
そして、話が複雑で、やっと筋が通ってきたかと思いきや、着地点がよく分からなかったこと。
感動という点では首をかしげるが、心がほかほかするお話でした。



予告編
 

本編(90分)

『おおかみこどもの雨と雪』は親子の絆

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評価:80

あらすじ:

女子大生のは、奨学金とバイトで学生生活を過ごす苦学生だった。
彼女の前に、他の学生とは違った姿勢で授業に臨む男性が現れ、やがて恋に落ちてゆく。
付き合いが深まるにつれ、大きな秘密を隠せなくなった彼はそのことを花に打ち明けるも、変わらず花は彼を愛した。
2人の子供、を授かり、幸せに包まれる一家に忍び寄る影。
とある豪雨の日に、父親は帰ってこなかった。
一人で子供達を育てることを決意するも、半獣半人の子供を育てる術が花には分からなかった。
都会という枠では収まらない子らを連れて、彼女は田舎で暮らすことを決意する。
子供達には好きなことをさせてあげたいという、夫の願いを胸に秘めて。。。

自然描写とストーリーに目を見張るものがある映画だった。
異端の子をもつ親が直面するであろう問題を現実的に捉えながら、かつ、周囲に打ち解けていく様子は、なんだか空想物語とは思えない内容だった。
この映画を見た友人達が口々に絶賛して、感想などにも涙ちょちょぎれと書かれていたので、大いに期待していったが、個人的にはそこまででもなかった。
何というか構成が単純だったのが、残念。
展開がもっと深みのある、引き込まれるものだったら良かったな。
あと、声優ではなく俳優を起用した点も、違和感を感じる一因だった。
と、否定的なことは書いたけれども、家族をテーマにて、母親が苦労しながら子育てをする様子は他人事ではない親近感が湧いた。
成長する子供に振りまわされていく親、親の手を離れようとする子供は、この映画の人気を支える現実味のある「親子」という主題が分かりやすく表現されていて良かった。
子供よりも、親に人気ありそうな映画だった、


キャッチコピー:
「私が好きになった人は、"おおかみおとこ"でした。」
「私は、この子たちと生きていく。」

予告編

<一番好きなシーン>
雪山からの帰り道

『星を追う子ども』

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評価:80

あらすじ:
山の中にある自分だけの場所、そこでいつもラジオを聴いている明日菜
ある時、ラジオに流れる不思議な音楽を聴いたときから彼女の周りには不思議な出来事が起こり始める。
大切な人の死から、死者の世界「アガルタ」へ旅をすることになり、その中で彼女は死(別れ)というものに対する新しい視点を掴み取ることになる。
わだかまりがあるながら彼女を助けるシン、日常の世界からアガルタまで共に旅をすることになる森崎先生、ただの猫じゃないミミ
皆が胸に抱えるものに苦悩したり、黙々と受け入れたりしながら、一行はアガルタの深部へと足を踏み入れていく。。。

「ポスト宮崎駿」と呼ばれる新海誠監督の最新作!
オリジナルストーリーで、テンポ良く進み、若干話がすっ飛びながらも、芯がある話だった。
なにより絵が綺麗shine
主役がシータ並みにいい子で、監督が声で選んだってのが分かるくらい印象的な声だった。
秒速5センチメートル」とはまた違った作風で、今後の作品にも期待。

キャッチコピー:
「少年は憧れ、少女は旅立つ」 「それは、"さよなら"を言うための旅。」

劇場予告編

『トイストーリー3』

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評価:90点
 
あらすじ:
いつも一緒に遊んでくれたアンディはもう17歳。
大学進学のために引越しの準備をする中で、おもちゃたちを選り分けていくが、ちょっとした手違いからおもちゃたちは捨てられたと勘違いしてしまう。
ふて腐れた彼らは新天地を求めて寄付先の保育園に腰を据えようとする。
カウボーイ人形のウッディだけはみんなを諌め、アンディの元へ帰ろうと説得するも、長年の相棒バズ・ライトイヤーさえも、アンディを見限ってしまう。
しかし、そこで待ち受けていた現実は。。。
 
とても心がポカポカになるお話だった。
ピクサーの映画っていいね。
WALLEも面白かったけど、今回はそれ以上。
10年以上前に観たトイストーリーがこうやって締めくくられるとは。。。
あ、思い出したらちょっと目に汗が。。。ふきふき
 
映画予告
1:45くらいからトトロが!

『AVATAR』

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評価:85点
 
あらすじ:
主人公のジェイクは、衛星パンドラに眠る鉱物を回収するチームの一員。
パンドラは、先住民族ナヴィと侵略者地球人との臨戦状態が続いていた。
パンドラの環境では呼吸すらできない人間は、ナヴィと人間の細胞を組み合わせて作りだされたアバターを創りだすことに成功しており、ジェイクは回収チームに以前所属していたが不慮の事故で死んでしまった双子の兄の代替品として召集された、アバターの操縦者であった。 
アバターに精神を移し、ナヴィへのスパイとなるジェイク。
鉱物の発掘を円滑に行うため、ナヴィの巣窟を探し出した彼は、世話を焼いてくれたネヴィのネイティリと恋に落ちる。
地球軍にネヴィのホームタウンを知らせ、軍は強行手段によりネヴィを排除するべく動き出す。。。
 
序盤から話がある程度進んだ段階だったので、理解に手間取った。
ストーリーは分かりやすい内容だったが、先読みできる内容だったのは事実。
また、主役のバカさにイラっとする、ロードオブ・ザ・リングのフロド並に。
この映画の見所は3Dグラフィックによる壮大なパンドラの景色sun
空を飛びまわり、大地を駆け巡り、敵を倒し、猛獣に追われる、などなどアクションシーンが美しい自然風景と共に目まぐるしく移り変わるところは必見!
観ていて自分が飛んでいるみたいだった。
観終わって爽快感が体に残る、勧善懲悪なストーリーだった。

『剱岳』

 剱岳 点の記
 
 
評価:60点
 
あらすじ:

時は明治39年。
精確な日本地図完成のためには空白の地「剱岳」を踏破しなければならなかった。
その重要な責務を陸軍参謀本部陸地測量部から任された柴崎芳太郎
5年前の測量隊は登山口を見つけることもできなかったことから、柴崎は案内人と共に山の下見を入念に行い始める。
そこで浮上した日本山岳会の剱岳登頂の噂が陸地測量部に焦りを与える。
日本地図完成だけでなく、日本陸軍の威信をも双肩に負わされた柴崎。
果たして、無事に登頂するのは誰なのか。。。
 
 
ストーリーに動きが少ない話だった。
何度寝そうになったか分からないくらいだった。
目を奪われたのは山々から見える雲海
風景を楽しむには良い映画だった。
「大切なのは何をしたかではなく、何のためにしたか」というセリフから感じるように、この作品は人間の心情に重きを置いたものであった。
それはそれで見ごたえがあると思うが、いかんせん眠かった。

『秒速5センチメートル』

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評価:80点

あらすじ:

第一話 桜花抄
転勤族の親をもつ遠野貴樹篠原明里は似た境遇、趣向から共にいる時間が多く、自然と惹かれあってゆく。
中学に進む直前、明里の転校が決定したことで、2人は別の道を歩むことになる。
物語は中学一年生の貴樹が鹿児島に転校することが決まり、会えない距離になる前に、明里に会うべく栃木に向かうことから始まる。。。 
 
第二話 コスモナウト 
貴樹は種子島で高校3年生になり、弓道部に所属していた。
そんな彼に思いを寄せる澄田花苗は、恋もサーフィンも停滞中。
とあるきっかけでふっきれた彼女は半年ぶりに波乗りに成功し、その勢いで貴樹に5年分の想いを告げる決意をする。。。
 
第三話 秒速5センチメートル
貴樹は社会人になり、茫漠とした時間に流される一人の男と化していた。
3年間付き合った女性とも別れ、仕事も辞めて、苦悩は絶えない。
ある晴れた日、彼が踏切を渡る際にすれ違った女性に不思議な感覚を覚える。。。

 
 
 
なんだか甘酸っぱいものがある第一話と第二話、やけに現実的な第三話が対照的だった。
そんな想いもあったなー、優しさって残酷だな、第三話の主人公がなんだか自分とかぶるな、とか悶々としながら観ていた。
話が進むにつれて、青春の淡い恋情が社会という時間に吸われていくように、また、恋慕の想いが人生の中でいかに叶いにくいかを教えてくれるかのように、物語は綴られていく。
終わり方に違和感を感じる作品。
夜に部屋を暗くして、一気に一人で観るのがオススメ。

秒速5センチメートル 本編(YOUTUBE)

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